ローレライ — 倍賞千恵子

なじかは知らねど 心わびて
昔の伝えは そぞろ身にしむ
わびしく暮れゆく ラインの流れ
入日に山々 赤くはゆる

うるわしおとめの いわに立ちて
こがねのくしとり 髪の乱れを
ときつつ口ずさぶ 歌の声の
くすしき力に たまもまよう