夜明け坂 — 伍代夏子

凍る根雪(ねゆき)の その下で
私の倖せ 春を待つ
人を信じて 傷ついて
転(ころ)ぶ涙の 水たまり
まさかまさかの 坂道登りゃ
もうすぐ夜明けの 陽が昇る

めぐり合わせの ふしあわせ
いつでも哀しい 役まわり
笑うことさえ つらい日を
つくり笑顔で 耐えてきた
まさかまさかの 坂道だけど
もうすぐ夜明けの 鳥が飛ぶ

ままにならない この世でも
捨ててはいません 夢だけは
後ろ見ないで 歩いたら
いつか出会える 倖せに
まさかまさかの 坂道越えりゃ
もうすぐ夜明けの 春が来る