はる・なつ・あき・ふゆ — 井上喜久子

春の野原の風まかせ
菜の花のような片思い

夏は海辺の風まかせ
風鈴のような恋のささやき

秋は月夜の風まかせ
すすきの穂のように揺れるこころ

冬は切ない雪になり
あなたのもとへ溶けてゆく