ともだち — 井上喜久子

夕焼け空 石ころけりながら 帰った道
あの小さな公園のベンチは 私たちの特等席ね

片寄せ合い おしゃべりするだけで 楽しかった
数えきれない程の想い出 数えきれない程の夢

気がつかない程ゆっくり 大人になっていたけれど
私たち逢えば今も あの頃のまま変わらない

それぞれの毎日 離れていても
いつでも想ってる 大好きなともだち

朝焼けの空 眠い目こすって 通った海
銀紙で包んだおにぎりを 分けあって食べたりしたね

誰もが笑い上戸で はしゃいでた なつかしい日々
寄せる波のようにいつまでも ずっと一緒にいたかった

悩みごとを潮風に 飛ばして忘れたフリしても
本当のこころの中 わかるぶん涙が出たね

それぞれの毎日 離れていても
いつでも想ってる 大好きなともだち
大切なともだち