何もあの人だけが世界中でいちばんやさしい人だとかぎるわけじゃあるまいしたとえば隣の町ならば隣なりにやさしい男はいくらでもいるもんさ明日も今日も留守なんて見えすく手口使われるほど嫌われたならしょうがない笑ってあばよと気取ってみるさ泣かないで泣かないで私の恋心あの人はあの人はお前に似合わないあとであの人が聞きつけてここまで来てあいつどんな顔していたとたずねたならわりと平気そな顔しててあきれたねと忘れな
もしも命の 砂時計が残りわずかと 言われたなら私もあなたに 逢いたいときっと 電話したでしょう突然の れんらくにすべり落とした コーヒーカップああ 一時間だけ 逢いたいと言うあなたの声 静かすぎて悲しくなったああ 別れてからも 愛していたとあなたはそう あなたはずっと知らないで夢は叶うと 信じられる何も知らない 青春(こども)だったあの日のふたりを 想うたび今も 泣きたくなるわいつの日か 再会をね
グラスに浮かべた 蒼い月今夜はひとりで 酔いたいのはかなくこわれた 夢も二度とは消えない 傷も今はほんのり苦く 飲み干せる人生ってそんなに 悪くないわあなたの強さに 守られてあなたの弱さを 愛してた激しくもとめた 夜もしずかに別れた 朝も今はほんのり甘く 飲み干せる人生って案外 素敵なものグラスに浮かべた 月は心をうつして 永遠に欠けたり満ちたり するのそれが人生…別れの痛みは いつかすべてを許せ
涙じゃないのよ 雪が舞うショールで隠す 泣き笑い心の駅を 乗り継ぐたびにやるせないほど 哭く汽笛人生海峡 おんなの旅は今日も迷って ZAMBRAKOさよならばかりに 馴れたよな鴎がとまる 港町明日の風は 東か西か風見鶏なら わかるのに人生海峡 おんなが一人どこへ着くやら ZAMBRAKO男の背中に 耳を当て連絡船の音を聴く性懲りもなく
抱かれるために 選ぶ服がある泣きたいくらい 綺麗な嘘があるもう逢わない方がいい離れられなくなるから浮気のフリをして別れましょう浮気のフリして涙かくしさらりと……愛しているからさよなら あなた別れるために 出逢う人がいる愛するほどに 罪な恋があるもう何にも言わないで忘れられなくなるから浮気のフリをして抱かれましょう浮気のフリしてすべて燃やし今だけ……この手を離せば他人ね ふたりもう何にも言わないで忘
漕げよ海峡に 嵐が近い海は荒れ模様ああ血が騒ぐ楽をし過ぎて 鈍った腕も波を相手に さあ目を覚ませ漕げよ海峡に 嵐が近い舟で頼るは 生身がひとつ辛い時ほど 力はうなる浜であの娘が 惚れて待つ腕で漕げよ海峡に 嵐が近い歌え舟唄 この波越えて歌え舟唄 この波越えてソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ……ソーリャ アノエヤナーどうせ来るなら デッカイ嵐奴を相手に 命の炎見事燃やして あの娘の許へ漕げよ海
林檎(りんご)かじって 海を見る口紅いろした 陽が沈む粋な別れが ほしかったきまり文句の あんたが憎い泣けて女は 海を見る髪にもつれる 潮風はさみしい涙の 味がする未練 思い出 消えちまえくずれ落ちそな からだをさゝえきょうも女は 海を見る愛にすがって 生きるのか別れるために 生まれたか海の男は 海のものこんな運命(さだめ)が あったのかしらひとり女は 海を見るきょうも女は 海を見る
もうこれが最後の恋かもしれないまばたきも忘れてあなたを見ていた泣いたのは哀しいからじゃない わかって優しさに慣れていないだけ恋の炎は燃え上がるほど燃え尽きるのもはやいわ抱きしめないで他人のままでいいのあなたをいつかうしなうのならば抱きしめないで愛を隠したままであなたのそばにいたいから愛されてるのに ごめんなさい……もうこれが最後の夢かもしれない口唇も触れずにこのまま別れて想い出と呼べないふたりの想
約束もない日曜日少し汚れたガラス窓から少年達のキャッチボールをぼんやりみつめてる強すぎれば つかめない弱すぎれば 届かないまるで 人生そのもの父さん 私が男だったら野球を教えてと言ったのに女だから 女だからいつも背中をながめてた別れましょうと 言えるのか裏切られても 連いてゆくのか心の中のキャッチボールをぼんやりみつめてる愛はいつも くり返し泣き笑いの くり返しそれは 人生そのもの父さん 私が子供
川は流れて どこどこ行くの人も流れて どこどこ行くのそんな流れが つくころには花として 花として咲かせてあげたい泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か花をかそうよ涙ながれて どこどこ行くの愛もながれて どこどこ行くのそんな流れを このうちに花として 花としてむかえてあげたい泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か花をさかそうよ花は花として わらいもできる人は人として 涙もながすそれが自然
遅くなるわ……と 切る電話背中を合わせて 聞いているあなた ホレたら負けなのよ安いドラマじゃないけれど3年前なら 小指をからませて死んでもいいと追いかけた愛は欠けたムーンライト泣けるようなキスをして朝になれば過去へ逃げてゆくあなただってムーンライト言わせないで あの言葉窓に映る月が この胸に突き刺さる笑顔上手のしあわせがほころび始めた さびしさをあの日 あなたに盗まれてトゲのある身になりましたお台
前だけ見て 行き過ぎる少女のように あの頃怖いものは何もなかった涙 それさえまぶしくてあなたの歌が街角に流れてた消えてしまった恋 泥んこになった夢うらんだ冬を忘れるためにまた恋をして歌姫になる あの日のあなたのように変わらぬ愛を願うとき 女は誰も歌姫になる 泣くたび生まれ変わっていのち 輝く限り青春だから笑顔だけでさびしさを隠せばもっと 淋しいピンライトが踊る街でなつかしく目に浮かぶのは故郷の空帰
命ひとつ 握りしめ遥か夢を 浪流(さすら)えばなくした昨日が 空しさ連れて独り風を抱く強い男になれと遠い声がするあれから何年故郷よ……今もお袋は帰りを待っている夏草にうずもれた窓に灯をともし時に追われ 生き急ぎ心と躰 すり減らし信じた自分を それでも信じ今日も道をゆく帰りたくなるたびに胸によみがえる涙を見せないお袋よ……便りがないのは元気な証拠だとありふれたつぶやきで胸に灯をともし強い男になれと遠
ベッドに横たわり ちらちらとネオン揺れてもういくつかと 数えるたび 体が寒いふるさとは 山の向こうふるさとは 海の向こうぬくもりを さがす指をこの街は 突き放すママ ママ ママあなたの苦労わかりますママ ママ ママあなたの膝で 泣きたいの独りで 眠るのが いやだから恋を重ねもういくつかと ふりむくたび心がきしむさみしいと いつも笑う哀しいと もっと笑う涙など いつの間にかこの街で枯れ果てたママ マ
しあわせでしたと あのひとに伝える間もなく 出てきたのみぞれ降る朝 カモメ町から海岸バスで…ここは アカシヤ香る 北の都よネオンの海よ馴染んで今年も 春が来るお酒ものめるし にぎやかにみんなで居るのが 好きだから白い服より 夜のドレスが似合うのかしら…ここは 南の四条(よじょう) 西の五番よ私のお城きれいに女を 咲かせたいこころも いのちも アカシヤのせつない女に なりきって生きてみせます 泣いて
あなた色に染まる 私の世界ささやきが耳に 残っているけれど幸せのあとの 電車にゆられ普段の顔に もどってゆくの心にいる もう一人の 私が聞くのときめく恋 静かな愛どちらを えらぶのと…窓に映してる シルエット黄昏シルエットセザンヌが好きなの あなたと同じ明日の午後に逢い 二人で美術館忘れてた遠い 青春みたい着ていく服に いつでも迷う出会いと言う開幕ベル 聞こえてきたら初めてでも いい女を演じるだけ
あと何度 あなたと二人春爛漫の 桜 見れるでしょうか夏は花火 秋は十五夜冬の風花 何度 見れるでしょうか背中合わせで 過ごした日々も憎んだことも今は 遠い昔どちらか先に 永眠(ねむ)りついたら天国の門で 待ち合わせましょうもう一度 女に生まれ自分の人生 もしも 選べるのなら違う暮らし 違う生き方惹かれ乍らもあなた 選ぶのでしょう背中合わせは 二人でひとつ光と影のように ひとつだからどちらか先に 永
イムジン河 いつの日も 清らな水たたえ鳥は楽しげに 自由に河に舞う帰ろう故郷へ 翼あるならイムジンの流れよ 答えておくれリムジンガン マルグンムルン フルロフルロ ネリゴムッセドゥル チャユロイノムナドゥルミョ ナルゴンマンネゴヒャン ナムチョクタン カゴパド モッガニリムジンガン フルマ ウォナンシッゴ フルヌニャ抱えて手にあまる 果てない夢の数知るや知らずや 母なる我が河よ思いは ただ一つ 集
まるでこわれた人形みたい瞳に時間が映らない崩れた未来の散らかる部屋で思い出だけが踊ってる女は抱かれて鳥になり男はさよならで鳥になる愛することが待つことならばいつまでもまつけど……窓辺に坐れば青空が涙のしずくでいっぱいになるやさしさなんてあてにならない眠っているまに消えてゆくベッドの中での約束ごとを信じた私が子供なの出逢いを飾った運命も日暮れの街角で鳥になるあの日のようにすべてが好きともういちど言わ
なんども挫けて あきらめた苦労に見合った 倖せは生きるちからを 失くしてた涙のむこうに見えてきた指差すあなた 微笑むあなたあゝあなたが あなたが見える人生二分咲き 三分咲き遅れた春でも 花は咲く夢のつづきが あるのなら信じて答えをさがすだけ見つめるあなた 励ますあなたあゝあなたが あなたが見える希望という名の 汽車に乗りふたりの山坂 越えてゆく過去もいっしょに 連れてこいついでに背負ってやるという
何故 生まれて来たの何故 ここにいるのああ 答えはひとつただ あなたに 逢うために熱い熱い河が 流れる胸の奥の傷あとから熱い熱い河が 流れる愛した分だけ哀しくても心 凍りついてもそれは 赤い河そう 生まれる前もそう 死んだあともああ 全てを越えてもう あなたと 離れない熱い熱い河が 燃えてる体中を駆け巡って熱い熱い河が 燃えてるあなたに抱かれて溺れてゆく心 流されてゆくそれは 深い河ああ 生まれる
見えぬチカラで 引きよせられたあんたという名の 道しるべ口はおもいが いい人で胸にすがれば あたたかい愛することは熱いこと恋はおんなの 燃える命火泣いてなんども 苦さを知った出会いと別れの なみだ坂うしろ向いたら 負けだよと叱るあんたの 頼もしさ炎が灰になろうとも恋はおんなの 燃える命火たすき掛けした 命とこころあんたと一生 恋まつり一度かぎりの 人生をあとを離れず ついてゆく愛することは生きるこ
朝もやに包まれて まだ眠ってる夜明けのホームに ベルが鳴りますあなたが愛した この都会(まち)をひとりはなれて 北へゆくのよ夢をたゝんだ ボストンバッグさげて旅だつ…始発列車の 始発駅恋をすて過去をすて 涙もすてたきっぷが一枚 遠い旅路(みち)ですいまさら行くなと あのひとがこゝへ馳けこむ わけもないけど赤い服着て 窓辺に座るなぜかせつない…始発列車の 始発駅肌ざむいビルの空 羽ばたく鳩よわたしも
人の一生 合縁奇縁まして故郷も 一緒なら嘘が云えずに 遠まわりそんな男に 縁がある亭主風吹かしてよ 私がいるわあなたの笑顔が 道しるべ肩の荷物を 下ろして欲しい少し息抜き して欲しい下ろしたくても 男には下ろせないのね 自分から亭主風吹かしてよ 私がいるわお酒は明日の ちから水悔いはないのよ あなたとならば将棋倒れの
傷つかなければ わかりはしないあなたに心の苦しみは男の人は夢に憧れ生きてゆくこと 出来るけど愛を玩具に するなんて淋しい罪を 作るだけよ叱ってあげる わたしの胸であなたがいい子で いるように叱ってあげる 子供のようにどこか遠くへ 行かないように抱かれるだけなら 仔猫と同じ黙ってこの身を まかせたらあなたはきっと 理想の人をいつも探して いるけれど愛を飾りにするなんて疲れた過去を 残すだけよ叱ってあ
ふたりの肩に 花びらの雨風が急(せ)かして 寄り添って行きつ戻りつ 迷いつつ染まってうれしい あなたの色に春はうす紅 春はうす紅 櫻橋ひと足ごとに なぜ散りいそぐ息をするのも 切なくて時を停めてよ 出来るなら心の熱さを やり過ごすよに春は花冷え 春は花冷え 櫻橋さくら重ねの 花びらの帯水に漂よい
DONG YOL 虹を越えてDONG YOL 夢 ぶつけてこの手を広げて 抱きしめたいふり向けば ちょうどおんなじくらいくやしい事 うれしい事でもなぜか ツイてないような時に会いたいのは ヒーローだから言葉いらないほど 熱くなればこころの壁でさえ 飛んでゆけるDONG YOL
物語なんて 終わりが来るもの ケ・セラ最後のカフェ・オ・レ 3人で飲みましょう ケ・セラ言い訳しないで 彼女が可愛そう ばかね私は孤独と 友達だから 平気よ笑って 身を引きましょう彼女と お幸せに哀しく ないと言えば嘘涙なんかは 見せたくないの主役のふたりに 拍手を送るわ
迷いながら抱かれてた悩みながら逢い続けたの恋の道は後戻りすると夜がつらくなるから…魔法かけられた女ごころあなたの吐息で 染め変えられて嘘に気付いても 微笑んでいた別れが怖くて…熱い雪があなた捜す 灼熱の冬よ涙枯れたまぶたには過去の夢が 浮かんで消えてひとりぼっち 木枯らしに吹かれ帰り道をさまよう…夜空飛んで行け 未練ごころ憎いと思えば 恋しくなってうしろ指さえも蜜の味と今頃知ったの…燃える雪が胸に
花の都と 言うけれどいつも涙の 花吹雪夜明け前ほど 暗いものじっと朝陽を待とうじゃないか東京なんて なにさ東京なんて なにさ渡る世間は 鬼ばかり東京の東京の あんちくしょうこんな筈では なかったといつも未練の 走馬灯そんな私を あたためる酒のやさしさ泣けるじゃないか東京なんて なにさ東京なんて なにさだけどどこにも 帰れない東京の東京の