夜の虫 — みのもんた

虫 虫 恋の虫 夜の虫 昼は寝ている 夜の虫
酒と煙草と 恋だけで
生きてゆくゆく 夜の虫 ああ 夜の虫

夜が来た来た 目をさませ 酒場の窓にも 灯がともる
みんなおいでおいで 夜の虫
恋をさかなに 飲みあかそう ああ 飲みあかそう

死んでいるよな 顔をして 女泣かせる 夜の虫
泣いて泣かせて 今日もまた
黒い涙を ひとしずく ああ ひとしずく

うそかほんとか でたらめか 何も知らない 夜の虫
だけどほんのり 恋だけは
肌で知る知る 夜の虫 ああ 夜の虫

いたいたここにも もう一人 淋しがりやの 夜の虫
暗い酒場の片すみで
グラスなめてる 夜の虫 ああ 夜の虫

何処の生まれか お育ちか 誰も知らない 夜の虫
なぜか冷たい 横顔を
覗く女も 夜の虫 ああ 夜の虫